手洗いをしよう(6年生)
2025年7月14日 10時52分今日は1・2時間目に6年生が家庭科で「手洗い」の実習をしました。
普段はしませんが特別にシューズを脱いで校内を歩き、ほどよく汚れた靴下の手洗い実習です。
洗剤には決められた量があることを聞き、小さじスプーンを使って量ります。決められた水量をバケツに入れ、手でかき混ぜます。「なんか、ぬるぬるするね」という声が聞こえてきました。
そして、早速片方の靴下を脱ぎ、主に足の裏に汚れが集中していることを確認し、手洗い開始です。もみ洗いを続けていくと、どこのグループも水が黒く濁ってきて、汚れがよく落ちているのが分かります。「めちゃ黒くなっとるね」という声や、「なかなか綺麗にならん」「これ、昔の人は本当に大変やったね」という気付きもありました。
もう片方の、まだ洗ってない靴下と比べると汚れが落ちているのが分かります。
両方の靴下を洗い、次は水を綺麗にしてから3回すすぎます。子ども達の表情を見ていると、繰り返し、水を替えてすすぐのは、なかなか大変だったようです。普段は洗濯機があっという間に、この工程をしてくれているんですね。
最後はよく絞ります。洗濯機ではこれを「脱水」と呼ぶことも学び、機械ではものすごい遠心力をつかって水気を飛ばしていきますが、今日は手でしっかりと絞りました。
最後に、しわを伸ばし、重なるところが少なくなるように気を付けて丁寧に干します。今日はあいにくの雨で、室内干しになりましたが、明日までに綺麗に乾くといいです。
振り返りでは、洗濯機の便利さに気付くと同時に、ピンポイントで汚れを落としたいときには手洗いも役に立つことに気付いた子もいたようです。また、手洗いでは目で見て汚れが落ちるので、達成感を感じたという感想を書いている子もいました。普段、しつこい泥汚れを手洗いで洗濯してくれているお母さんへの感謝の気持ちが芽生えた子もいました。素敵ですね。
ぜひ今日の学習・気付きを生かして、家庭でも手洗いに挑戦し、自分でできることを増やしてくださいね。